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早朝から強い風が吹いている。
早く目覚めた。 新聞をとりに外に出ると生暖かいがうなるような風の音。 きょう、神戸で「時実新子 しのぶ会」が開かれる。 主宰という意味以上に大きな存在を失った川柳大学だが 句を詠み、句を読み、批評に身を曝す場所として川柳大学は 上等の存在に位置している。 上等の読み手無くして上等の詠み手は存在しがたい。 上等の詠み手無くして上等の読み手無しという逆もまた真実であり、 これは川柳にかぎらず、あらゆる創作にいえることだと思うけど。 川柳がこれほど幅広い表現を持つものと位置づけた時実新子は 新しい川柳世界を繰り広げた。 大きく川柳を開放して、多くの人がその川柳の世界に惹きつけられた。 五七五で人間の業を稲妻のようにするどく突きつける、 同じその掌で弱った心を愛撫するように労わられる。 功績などというと新子さんはいやがるかもしれないが 重厚に軽やかに 濃い情をみんなに降りかけて逝ってしまわれた。 時実新子という存在に遭わなければ どうしていただろう、と思う。 手が好きでやがてすべてが好きになる 新子 慎んで、 合掌。
by tora0226
| 2007-04-22 10:03
| 川柳
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